育休明け、パートに変更する?ママ看護師の働き方徹底比較!

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ママ看護師
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育休明けの働き方って悩みませんか?

看護師は精神的にも肉体的にも厳しい仕事。

子どもを育てながら今まで通り働けるのかな

残業も多いし、子どもを置いて夜勤なんて・・・やっぱり無理

こんな風に考えていませんか?

私も育休明け、復帰後の働き方で悩みましたよ。

そのときはあまりにも無知で、ただがむしゃらに自分が頑張れば何とかなると思って、上司に言われるままフルタイムで復帰しました。

これが本当に辛くて、きつくて、毎日ヘロヘロ・・・。

無知のままではいいように使われてしまいます

私も1人目復帰時に失敗したことから学び、2人目の復帰前にはいろいろ調べ、交渉して自分に合う働き方で復帰しましたよ。

私のような失敗をしないためにも、育休明けにどんな働き方ができるのか、それぞれのメリット・デメリットはどんなものか、育休明けに利用すべき制度やサービスなどをまとめて紹介していきます。

これから職場復帰するママナースはぜひ参考にしてくださいね。

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育休明けの働き方とメリット・デメリット

正社員(常勤)・夜勤あり

正社員(常勤)の場合、フルタイムでの勤務となります。「9時~17時」などの決まった勤務時間で働き、勤務年数によって給与が上がっていきます。キャリアアップを目指しやすい働き方です。

また長期雇用が前提の働き方のため、住宅手当や通勤手当などさまざまな手当ての充実、社会保険の完備、福利厚生が整っていることが多くなります。

病院や病棟によっては2交代や3交代のシフト勤務で、夜勤シフトもあります。

メリット

  • 長期間安定して働ける(雇用が安定している)
  • 昇給、ボーナスなどの金銭面が有利
  • 各種手当ての充実
  • 福利厚生を利用できる
  • 社会保険に加入できる

デメリット

  • 夜勤がある
  • 残業が多くなる
  • 責任のある仕事(役職など)を任されることが多い
  • 仕事とプライベートのコントロールが難しくなる

正社員(常勤)・日勤のみ

働く条件やメリットは、正社員(常勤)・夜勤ありと同じです。ただ夜勤をしないという点が違うところになります。

デメリット

  • 周囲のスタッフからの風当たりが強くなる可能性がある。
  • 嫌味を言われる可能性がある。

夜勤については、「深夜業の免除」という制度を利用して夜勤を免除してもらうことができます。

短時間勤務制度

育児介護休業法に基づき定められているもので、3歳未満の子どもを養育している会社員は男女問わず申請でき、以下の制度を利用することができます。

  • 1日原則6時間までの短時間勤務制度
  • 所定外労働(残業)の免除

私はこの働き方で、1人目の育休から復帰しましたよ。

この時はもう1人子どもが授かれればと思っていたので、産休・育休などの制度をフル活用できる正社員での復帰を選択しました。正社員の方が金銭的にも余裕が出るし、何よりボーナスがあると言うことがこの時の私には大きかったのです。

ただ夜勤は免除してもらいましたが、短時間勤務制度は利用しませんでした。

正直フルタイムはきつかったですが、このあと紹介しているさまざまな制度やサービスを駆使して、なんとか仕事と育児を両立していましたよ。

短時間勤務制度

育児介護休業法に基づき定められているもので、3歳未満の子どもを養育している会社員は男女問わず申請でき、以下の制度を利用することができます。

  • 1日原則6時間までの短時間勤務制度
  • 所定外労働(残業)の免除

上司に短時間勤務の相談はしましたが、何度もやんわりとフルタイムで働いて欲しいと言われ続け、いろいろ確認するのが面倒くさくなってしまったのです。

本来であれば法律に定められている制度なので、条件に当てはまっていれば申し込めるはずなのです。しかし、労使協定などによっては適応されない場合もあります。

労使協定や就業規則の確認は必須です。(私が面倒くさくて諦めてしまったのは、これらの確認です。)

労使協定就業規則

労使協定とは「労働者(労働組合)と会社の話し合いで」決定されるもので、民事的な権利主義は発生しないものです。

就業規則とは「会社のみで作成する」もので、会社は作成義務があり、規範的効力や民事的権利義務も発生するものです。

効力は労使協定より就業規則が強くなっています

少し難しい話になってしまいましたが、少しでも自分に合った条件で働きたいと思ったら、就業規則は必ず確認した方がいいと言うことです。

まだ就業規則を見たことがないっていうママナースは、必ず確認してみてくださいね。

パート(非常勤)

パート(非常勤)の場合、「月曜日・水曜日・金曜日」や「9時~15時」などのように正社員(常勤)よりも少ない日数、短い時間で臨時的・補助的な勤務をする働き方です。

メリット

  • 働く日数、時間を自由に選べる
  • プライベートの時間を確保しやすい

デメリット

  • 給与は時給や日給制
  • 社会保険が完備されていないことがある
  • 手当などが少ない
  • 正社員より福利厚生で劣る
  • 任される仕事が限られる

パートという働き方は、デメリットが多いように感じるママナースも多いかもしれません。

しかし、慣れない子育てをしながらフルタイムで働くのはなかなかハードなことです。

金銭面で余裕があったり、すぐに次の妊娠を希望していなかったりする場合には、パートという働き方はワークライフバランスの取れる働き方と言えるでしょう。

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育休明けに利用できる制度

育休明けって働き方でも悩みますが、お金のことでも悩みますよね。

知っていれば申請するだけでグッとお得になるので、これから紹介する制度はぜひ利用してくださいね。

育児休業等終了時改定

育休明けで短時間勤務を選択したママナースは、休業前に比べて給与が少なくなりますよね。給与が下がったことで税金や社会保険料の負担がきつくってしまいます。

そんな時に利用できるのが、この育児休業等終了時改定です。

メリットは社会保険料が安くなることです。

次に紹介する養育特例を利用することで、将来の年金額が減ってしまうということもないため、デメリットはありません。

手続きも簡単で、「育児休業等終了時報酬月額変更届」という書類を日本年金機構へ提出するだけです。

養育期間の従前標準報酬額のみなし措置(養育特例)

養育期間中の給与が下がっても、将来の年金額が減らないようにするための措置です。

メリットは子どもが3歳になるまでは適応され、将来もらえる年金額が減ることを避けられることです。デメリットはありませんので、利用しない手はないでしょう。

戸籍謄本、住民票、厚生年金保険養育期間標準報酬月額特例申出届を準備し、日本年金機構へ提出しましょう。

子の看護休暇

育児介護休業法により、労働者が子の看護を目的として休暇を取得できる制度です。2021年1月の改正により時間単位での取得が可能となっています。

子の看護休暇の給与の支払いの有無は、会社が判断できることになっています。

また、有給・無休については就業規則に記載することが必要となっているため、気になる人は就業規則を確認してみてくださいね。

配偶者控除、配偶者特別控除

配偶者控除は配偶者の所得金額が48万円までの場合に適応されます。

48万円以上133万円以下(給与収入なら103万円以上201.6万円未満)の場合には、配偶者特別控除は適応となります。

育休中や育休明け、短時間勤務などの場合にも、年収が低く条件に当てはまれば配偶者控除・配偶者特別控除の恩恵を受けることができます

自分も当てはまっているのではと思ったら、ぜひ確認してみましょう。

育休明けに利用したいサービス

育休明け、久しぶりの看護師としての仕事と育児の両立でヘロヘロではありませんか?

ここで無理は禁物です。

使えるものはとことん使うのがおすすめですよ。

病児(病後児)保育

病気や病気の回復期にあり通常の集団生活を受けることが難しい子どもを対象に、保育士・看護師・医師が連携しながら預かってくれる保育サービスです。

多くの場合、小児科のある病院やクリニックに併設されています。

自治体主導で行われているサービスのため、施設を利用できるのは自治体に居住していることが前提となります。

自治体や施設によって利用方法、料金なども変わってきます。

自分の住んでいる自治体にこのようなサービスがあるかどうか知っていると、いざ仕事が休めない・見てくれる人もいないと言うときに助かりますよ

ちなみに私は、子どもが3歳くらいまでは病児保育の常連でした。病児保育の保育士さん、看護師さんに子どもたちも慣れ、「また来たよ」「今日は何して遊ぶ?」などすごく馴染んでいました。

病気の子どもを預けることに最初は抵抗もありましたが、病児保育に行く子どもが何より楽しそうで、心が軽くなったのを覚えています。

宅配サービス

ネットスーパーや食材宅配など、さまざまな宅配サービスがあります。

仕事終わりの子どもを連れてスーパーへ買い物に行くのってなかなか大変ですよね。

疲れているからサッと必要なものだけ買って帰りたいのに、子どもはお菓子コーナーで駄々をこねて買い物が進まない、なんてこともしばしば。

イライラして怒ってしまい、子どもが泣いてしまいもう手に負えない・・・こんなことがなくなります。

家で注文するだけで玄関先まで配達してくれるし、時短キットという商品もあり一緒に入っている材料を炒めるだけで1品できてしまうので、料理が苦手なパパでも簡単に作れてしまいます。

本当に便利なので、まだ利用していないママナースには1度は利用してもらいたいサービスです。

便利家電・時短家電

こちらも家事を楽にするものですが、導入することで生活が変わりますよ。

例えば洗濯乾燥機。私の家では必需品です。

これがあれば、天気を気にせずどんどん洗濯できます。

実は私、洗濯物を干すのが苦手でした。

理由は、外に干すと出先や仕事中に雨を気にしてソワソワ。かといって家の中に干すとカラッと乾かず、臭いも気になるような気がするし。

気づけば1日中洗濯物のことを考えているなんて嫌ではありませんか?

でも洗濯乾燥機があれば、洗濯の時にボタンを押すだけで乾燥までしてくれます。わざわざ干さなくていい、天気を気にしなくていいんです。

子どもが小さいと汚れ物も多くなりますし、洗濯乾燥機は本当におすすめです。

その他にも、掃除ロボットや食洗機、電気調理器など便利家電・時短家電はたくさんあります。

便利家電・時短家電を有効活用することで、今まで家事に使っていた時間を他のことのために使えるのは、忙しいママナースにとって有意義なことではないでしょうか。

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まとめ

いかがでしたか?

育休明けのママナースの働き方、それぞれのメリット・デメリットを踏まえて、自分に合った働き方は選択できそうでしょうか?

紹介した働き方をもう一度振り返ってみましょう。

  • 正社員(常勤)・夜勤あり:給与、福利厚生などが充実。キャリアアップOK。仕事と家庭のバランスが難しくなりがち。
  • 正社員(常勤)・夜勤なし:メリットは同上。夜勤しないため周囲からの風当たりが強くなる可能性あり。
  • パート(非常勤):プライベートな時間を確保しやすい。給与面、福利厚生などが劣る。任される仕事が限られやりがいを得にくい可能性がある。

どんな働き方を選んでも子育てとの両立は大変でしょう。

しかし、自分が納得できる働き方を自分自身で選択できることは、仕事を続けていくモチベーションにもつながりますよね。

合わせて紹介した制度やサービスを上手に利用するのがよいでしょう。

育休が明ける前に今一度、自分が何を大切にしたいのかじっくり考えて、復帰後の働き方を決められるといいですね。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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ママ看護師
プロフィール
ABOUT ME

子どもが3人いて、フルタイムで看護師は忙しすぎる!
家族といる時間が少なすぎて、転職考え中。
転職したいから家計の見直しや節約についても勉強中。
忙しすぎるから時短家電や宅配食材も使ってみたい。
やりたいことはたくさんあるけど忙しすぎる3人の子持ちママ看護師の実際を大公開中。

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