ジブリ作品『火垂るの墓』でもお馴染みのサクマ式ドロップス。
この製造している佐久間製菓が廃業するとニュースになりましたね。
なぜ佐久間製菓は廃業することになってしまったのか、また廃業してしまう佐久間製菓(サクマ式ドロップス)とサクマ製菓(サクマドロップス)の違いについて調査してみました。
なぜ佐久間製菓は廃業するの?
佐久間製菓といえば、赤い缶のサクマ式ドロップスですよね。
昔から愛され続けてきた菓子メーカーが廃業してしまうのは悲しいですね。
廃業の理由としては、新型コロナの影響が大きいようです。
販売減少や原材料・エネルギー価格の高騰、人員確保の問題などが主な原因になった発表されています。
佐久間製菓はいつまで?
佐久間製菓は2023年1月20日で廃業となります。
それに伴い、サクマ式ドロップスの製造は2022年12月16日までとのこと。
すでにネット上では、サクマ式ドロップスの高額転売も行われているようです。
サクマ式ドロップスはどうなる?
サクマ式ドロップスは佐久間製菓の商品ですが、実は商標をめぐってサクマ製菓と裁判をした過去があります。
その結果、「サクマ式ドロップス」の商標権を両者が持つことになりました。
つまり、佐久間製菓が廃業してしまっても共同商標を持っているサクマ製菓によって「サクマ式ドロップス」が復活する可能性は十分にあるのです。
佐久間製菓とサクマ製菓の違いは?
ここで簡単に佐久間製菓とサクマ製菓の違いについて紹介していきますね。
佐久間製菓 | サクマ製菓 | |
所在地 | 豊島区 | 目黒区 |
缶の色と商品名 | 赤缶のサクマ式ドロップス | 緑缶のサクマドロップス |
ドロップスの味 | グレープ味、チョコ味がある | メロン味、スモモ味がある |
有名なもの | ジブリ作品『火垂るの墓』 | いちごミルク |
佐久間製菓とサクマ製菓はもともと同じ会社だったのですが、戦争の影響により倒産してしまいました。
その後、関係者がそれぞれの会社を作ったことで、佐久間製菓とサクマ製菓の2つの会社が誕生したようです。
まとめ
なぜ佐久間製菓が廃業するのか、その理由とともに佐久間製菓とサクマ製菓の違いについても紹介してきました。
長年親しんだ赤缶のサクマ式ドロップスがなくなってしまうのは非常に残念です。
しかし、共同商標を持っているサクマ製菓によって復活する可能性が残っているのは、ファンとしては嬉しいことですね。
サクマ製菓には、佐久間製菓の分も長く頑張ってほしいと応援しています!
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