「看護師が子持ちでフルタイムを続ける」って中々しんどそうだとは思いませんか?
実際、かなりしんどいです。
子どもにも我慢させることが多く、申し訳にない気持ちになることもあります。
では、なぜそんなしんどい思いをしてまで、私がフルタイムで働くことを選していると思いますか?
それはフルタイムにしかないメリットがあるからです!
今回は看護師が子持ちでフルタイムを続けるメリットについて、 3人の子持ちでフルタイム看護師をしている私の体験をもとに詳しく紹介していきたいと思います。
看護師が子持ちでフルタイムを続けるメリット
まずは私が考える、看護師が子持ちでフルタイムを続けるメリットについてです。
- 安定した収入がある。
- ボーナス、退職金が支給される。
- 定年まで長く働ける。
- 福利厚生が充実している。
- 研修・勉強会が充実している。
- 昇進・昇格があり、スキルアップできる。
- 結婚・出産しても継続して働きやすい。
- 転職時に有利。
フルタイムで働くことでこのような多くのメリットがあり、その恩恵を受けることができます。
家庭を持ち、子供のいる看護師ほどフルタイム勤務の安定性や給料は手に入れたいと感じています。
私も1目出産し、育休後の復帰を考えたときに、「この先2人目、3人目が欲しいから、とりあえずフルタイムで復帰しよう」と思いました。
やはり産休・育休中の金銭面でも、福利厚生の面でもフルタイムの方がメリットが大きいと考えたからです。
今は3人目の育休中ですが、1人目・2人目の復帰後頑張ったおかげで昇格したので、育休手当も多くもらえています。
また、妊娠・出産しても職場に籍があるというのは、精神的に安心できるポイントではないかなと感じています。
しかし実際には、看護師が子持ちでフルタイムを続ける弊害も多くあります。
看護師が子持ちでフルタイムを続けるデメリット
では次に、看護師が子持ちでフルタイムを続けるデメリットを紹介していきたいと思います。
- 研修や会議など、看護師業務以外の仕事が多い。
- 夜勤のある交代勤務をしなければいけない。
- 休日も関係のないシフト制。
- 役職がつくと責任も重くなり、仕事量も増えてしまう。
上記でも挙げましたが、フルタイムのデメリットは大きく夜勤ありのシフト制勤務をしなければならないという点と仕事量と責任が大きくなる点だと思います。
私自身、1人目の復帰後に昇格したことで、まず看護師業務以外の仕事が増えました。
中途採用者の指導係となることが多くありましたし、学生の職場体験授業などの案内や説明役を任されることも多くなりました。
また、会議や研修に出る機会も多くなり、会議資料作成や研修報告書の作成、パワーポイントを使用しての研修報告なども行ってきました。
これら看護師業務以外の仕事を患者を受け持ちながら準備することは難しく、すべてを業務時間内に終わらせることはできませんでした。つまり、時間外で資料作成や報告書作成などを行わなければいけませんでした。
子どもがいると仕事を持ち帰ってもなかなか作業できず、イライラしてしまうことも多くありました。結局子どもが寝てから夜遅くにやるか朝早く起きてやるしかありませんでした。
持ち帰りの仕事をするために睡眠時間を削らなければいけなかったので、しっかり休めず毎日クタクタになっていました。
また子どもがいると、時間の制約が多くなると思います。
私の場合も「○時までにお迎えに行かなければ」とか「保育園が休みの日曜・祝日は子どもを見てくれる人がいないので仕事ができない」とか「夜勤ができない」など、多くの制約がある中で、なんとかフルタイム看護師を続けてきました。
でもその代わりに、平日子どもと一緒に遊ぶ時間はほとんどありませんでした。
家ではご飯を食べて、お風呂には行って、寝るだけの期間もありました。
いつも子どものことを急かし、時にはまだ薄暗い中、眠いという子どもたちを無理矢理起こして出勤するということもありました。
私は実際にやってみて、看護師が子持ちでフルタイムを続けると子どもに我慢させることが多くなってしまうと感じています。
そんな時頭をよぎるのが転職ではないでしょうか?
私はいくつかの転職サイトに登録し、常に転職できるよう情報収集することで心の安定を図っていましたよ!
おすすめ看護師転職サイト【メディカルワークス】まとめ
いかがでしたか?
看護師が子持ちでフルタイムを続けるメリット・デメリットはさまざまあります。
私の場合は、2人目3人目の子どもを持ちたいと考えていたので、産休・育休中の金銭面などを優先して考えた結果、フルタイムで働き続けることを決めました。
しかし中には、メリットよりもデメリットの方が大きな負担となり、看護師として子持ちでフルタイムを続けるのは難しいと考える人もいるでしょう。
その場合には、同じ職場で時短勤務やパート勤務などの働き方も選択することができます。
また働き方を選択できない場合には、希望の働き方ができる職場への転職を検討することもできます。
あなたはフルタイムのメリット・デメリットの中で何を優先したいですか?
優先したいことを大切にしながら、自分に合った働き方が選択できるといいですよね。
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