”フリーランスで働く”
一度は憧れた経験がありませんか?
でもよく聞くフリーランスってデザイナーやプログラマーなどが多いイメージですよね。
”看護師がフリーランスとして働く”って、「どんな仕事ができるんだろう」「需要はあるのかな」「年収はどのくらいになるのかな」など具体的にイメージしにくい分、気になることがたくさんありませんか?
この記事では、そんなフリーランスナースの年収や仕事内容などを紹介していきたいと思います。
フリーランスの看護師とは
特定の病院などに勤めないフリーランスの看護師(フリーランスナース)は 、最近注目されています。
看護師は資格を持っていれば年齢に関係なく、働き続けることができる仕事です。
また、一時的に看護師が必要な現場や職場も多く、今後も求められる存在になると予測できます。
需要
看護師を必要とする職場は病院以外にも数多く存在します。
例えばイベント会場や学校・職場などの健康診断のサポート、ワクチン接種のサポートなどがあります。
また高齢者の割合が多い日本では、今後訪問看護やデイサービスなどの高齢者をサポートする仕事が多くなると予測できます。看護業界は常に人手不足のため、仕事はたくさんあるのです。
仕事内容
フリーランスの看護師(フリーランスナース)はどんな役割があり、どのような仕事を行うのか気になりますよね。
例えば、訪問入浴やデイサービス、学校や企業の健康診断サポート、屋内外イベントの救護サポートなどの仕事があります。
訪問入浴やデイサービスでは高齢者や障害者へのサポートが多くなりますし、健康診断サポートでは健康な人を相手にした期間限定の仕事となります。
また、屋内外イベントの救護サポートでは体調不良や怪我人のケアを行います。
働き方も、対象とする相手も、仕事内容も、さまざまです。
年収
自分で自由に働き方を決められるフリーランスの看護師(フリーランスナース)という働き方には、年収の上限はありません。
頑張って仕事をすればするほど収入は多くなります。
フリーランスの看護師(フリーランスナース)の求人は時給が高いものも多いため、副業程度に仕事をしている人でも年収200万円ほどは稼ぐことが可能となっています。
特に時給の高い求人は美容外科や美容皮膚科などの美容関係に多く、年収600万円ほど稼いでいる看護師もいます。
病院勤めより年収も上がり、自分の好きなことや興味のあることを中心に仕事ができるなんて、とても夢のある働き方だと思いませんか?
向いている人
- 自己管理できる
- 新しいことに挑戦できる
- 一人が苦にならない
- 自己研磨できる
フリーランスの看護師に向いているのはこんな人です。1つ1つみていきましょう。
自己管理できる
仕事を自分で探す必要があるため、スケジュール管理、体調管理が大切です。
複数の仕事を引き受けている場合には調整が必要ですし、自分が引き受けた仕事ですから当日病気や怪我で仕事ができないというのは、絶対に避けなければいけません。
複数のスタッフがいる病院勤務のように、休んでも代わりがいる状況とは大きく異なります。
また、今まで給料から天引きされていた税金や保険料、年金などの支払いについても、自分で行う必要があります。
仕事も体調もお金もきちんと自己管理できるということが、フリーランスの看護師(フリーランスナース)として働く最低限の条件とも言えるでしょう。
新しいことに挑戦できる
フリーランスの看護師(フリーランスナース)は単発の仕事もあります。
初めての分野や職場、スタッフなど新しいことに臆することなく挑戦できなければ、仕事を獲得することが難しくなります。
新しいことに楽しみながら挑戦できる人であれば、楽しく仕事をすることができるでしょう。
一人が苦にならない
特定の職場に縛られることなく働けるフリーランスの看護師(フリーランスナース)は、人間関係に縛られなくなります。人間関係で悩む看護師は多いため、この働き方は魅力的でしょう。
ただし、一人が不安という人や常に誰かと行動したいという人には辛い働き方でしょう。
自己研磨できる
病院で働いている場合、研修会や勉強会が多くありますよね。
フリーランスの看護師(フリーランスナース)の場合には、その機会はないため自分自身で勉強する必要があります。
医療の現場は常に進歩しています。そのため、常に情報収集し、スキルアップするための努力を惜しまないことが大切です。
ママナースがフリーランスへ
フリーランスという働き方は、ママナースには少しハードルが高く、難しいように感じるかもしれません。しかし、メリットも多くあるのです。
メリット
自分で自由に働き方を決められる
子どもがいると時間や場所など、制約を受けることが多いですよね。
でもフリーランスの看護師(フリーランスナース)であれば、自分の働きたい場所や働きたい時間、働きたい内容で仕事を選ぶことができます。
この期間だけという短期間・限定的な働き方もできます。
自分のキャパに合わせて仕事を調整できると、仕事と育児の両立もしやすくなりますよね。
働けば働くほど年収は増える
病院など特定の職場に勤務する場合、正職員で働き続けても、役職などをしない限りなかなか年収は上がりませんよね。
しかし子どもがいて、正職員で役職の仕事もあってでは、実際パンクしてしまいます。
多くの看護師は子どもが小さいうちはパートや短時間勤務ですし、夜勤をしないこともあります。そうするとどんどん年収は低くなってしまいます。
この点、フリーランスの看護師(フリーランスナース)なら自分で仕事の量を調整し、年収を上げることも可能となります。
時給の高い求人が多いため、稼ぎやすいのも嬉しいポイントではないでしょうか。
精神的に楽になれる
病院など特定の職場での勤務では、看護師の通常業務以外に委員会や会議、勉強会、研究などさまざまな時間外の仕事も多くなります。
これが負担と感じている看護師は多いはずです。この負担がなくなるだけでも、だいぶ精神的に楽になれると思いませんか。
人間関係で悩まなくなる
特定の職場に勤務すると出てくるのが、人間関係の悩みです。
看護師は女性の多い職場がほとんどですし、女性は面倒くさい生き物です。
気分にムラがあったり、誰かを贔屓したり、被害妄想だったり、噂好きだったり・・・巻き込まれてしまってはひとたまりもありません。
このような中で人間関係に悩み、退職してしまう人もいるほどなので、人間関係で悩まなくなるだけでも大きなメリットと感じるのではないでしょうか。
デメリット
安定した収入は得づらい
フリーランスの看護師(フリーランスナース)の場合、常に仕事があるとは限りません。ボーナスや退職金もありません。
働かなければ収入は得られないので、一定の収入を確実に得たいという人にはおすすめできない働き方です。
自分で求人を探さなければいけない
自分で求人を探すためには、営業を行う必要があります。
最低限のコミュニケーションスキルは看護師ならば持っていると思います。しかし、営業スキルや人脈を広げるための活動など今までには行ってこなかったことも積極的にしなければなりません。
インターネットやSNSなどを利用し自分を売り込んだり、求人サイトを利用し仕事を獲得したりと自分で動かなければいけません。
全て自己管理
スケジュール管理、体調管理、お金の管理など、全て一人で行う必要があります。
自分の仕事であり、あなたの代わりはいません。
病院などで働くよりも個人の力が試されるためやりがいがありますが、その分プレッシャーも大きくなります。
自己管理を徹底し、相手から信頼を得ることで次の仕事にもつながっていきます。
仕事の探し方
フリーランスの看護師(フリーランスナース)の仕事の探し方は、大まかに3つあります。
自ら営業する
自分の今までの経験やスキルなどを活かせる仕事があった場合には、その企業へ直接問い合わせます。メールや電話などでの問い合わせもありますが、時々ホームページに外注を募集している場合もあるため要チェックです。
また常に自分の経験やスキルなどを活かせる仕事はないかアンテナを張っておく必要はあります。
企業と契約することができれば、長期間安定した収入を得ることができます。
友人・知人からの紹介
フリーランスの看護師(フリーランスナース)として人脈を広げるための活動は大切です。フリーランス向けの交流会などもあるため、積極的に参加し情報交換しておくと仕事を紹介してもらえる場合もあります。
またSNSなどを利用して自分をアピールしておくことで、仕事の依頼が入る場合もあります。
転職サイト
看護師専用の転職サイトには、さまざまな単発の仕事があります。
まずは複数の転職サイトに登録し、求人を探すのがよいでしょう。
単発の仕事をこなしながら、企業などと契約できるよう営業を勧めていきましょう。企業と長期で契約することができればより安定して収入を得ることができるでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
フリーランスの看護師(フリーランスナース)は、魅力的な働き方だと思いませんか。ママナースでも難しい働き方ではないと思います。
自分で自由に働き方を決められる、人間関係で悩まなくなるなどのメリットもたくさんありましたね。
しかし安定性に欠ける、全て自己管理できなければならないなどデメリットもあります。
自分はどの程度許容できるのか、自分は何を大切にして働きたいのか、よく考えてみましょう。
まずは選択肢の1つとして考えてみてくださいね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
コメント