マイナンバーについて、過去5年で3万5千人分の紛失・漏洩がニュースとなっていますね。
このようなニュースを見ると、マイナンバーを知られるとどうなるのか、悪用される心配はないのかかなどが気になるところ。
この記事ではマイナンバーが知られるとどうなるのか、また、マイナンバーのコピーでも悪用されてしまうのか調査してみました。
【マイナンバー】知られるとどうなる?
マイナンバーは、簡単に言うとID番号のようなものと考えるとわかりやすいでしょう。
ただし、一生涯変わることのないもので、生まれた時点で1人ひとりに割り当てられる番号です。
当然ただのID番号(マイナンバー)ですから、それだけでは重要な情報にアクセスすることはできず、パスワードや他の身分証明書などと合わせて本人確認されなければ利用することはできません。
そのため、マイナンバーを知られただけでは悪用される心配はありません。
マイナンバーカードのコピーで悪用される?
マイナンバーを知られただけでは悪用されないと言っても、マイナンバーカードに書かれている情報をコピーされることによって悪用されてしまう可能性はあるのかについても気になるところ。
まずマイナンバーカードに記載されている情報は、持ち主の氏名と住所、顔写真、生年月日、性別、カードの有効期限、臓器提供の意思、マイナンバーとなっています。
先にも説明したように、これらの情報だけでは悪用することはできません。
マイナンバーを利用するためには、パスワードや顔写真付の本人確認書類などが必要となるからです。
また、マイナンバーカードに内蔵されているICチップにも重要な情報は何も保存されていません。
だからマイナンバーカードをコピーされただけでは悪用されることはないのです。
ただし気をつけなければならないのが、マイナンバーカードの紛失とパスワードの流出が同時に起こった場合です。
そのため、パスワードは絶対に他人に知られることがないように注意しましょう!
まとめ
ここまで、マイナンバーが知られるとどうなるのか、マイナンバーのコピーでも悪用されてしまうのかについて紹介してきました。
基本的にマイナンバーを知られただけ、マイナンバーカードをコピーされただけでは悪用はされません。
パスワードや他の顔写真付の本人確認書類がなければ、マイナンバーカードは利用することができませんので、必要以上に悪用を心配することはありません。
正しく理解して、上手にマイナンバーカードを活用していきましょう。
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