子持ち看護師がフルタイムパートを選択するメリット！正社員と何が違う？

育休取得後、復帰するときに働き方を正社員からパートへ変更する人は多いと思います。

育休明けの働き方については、別記事にて詳しく紹介しています。

色々な働き方がある中、パートに変更した人の中でも”フルタイムパート”を選択する人もいるのではないでしょうか？

せっかくフルタイムで働くなら正社員の方がメリットがあるのではないかと考える人も多いと思います。

私も福利厚生や社会保険の面でも、正社員の方がメリットが大きいのではと思い、今まで正社員で復帰をしていました。

そこで今回は、子持ち看護師がフルタイムパートをするメリット、デメリット、フルタイムパートがおすすめの人について紹介していきたいと思います。

子持ち看護師がフルタイムパートを選ぶメリット

基本的にパートタイム労働者は、短時間労働者を指し、雇用契約期間が決まっています。

つまりフルタイムパートとは、フルタイム（1日8時間、週40時間）で働いていたとしても正社員より労働時間が短く、雇用契約期間が決まっている働き方ということになります。

では、具体的にフルタイムパートのメリットを見ていきましょう。

• 残業がない（時間に来て、時間で帰れる）
• 正社員より責任を負う場面が少ない
• 休みの融通が利く
• 正社員より仕事内容が軽い
• 収入が多くなる
• 有給が取得できる
• 社会保険の対象となる

フルタイムパートの場合、正社員よりも仕事内容や責任が軽く、時間的にも融通が利くため子持ち看護師には働きやすいと言えますね。

子持ち看護師がフルタイムパートを選ぶデメリット

パートタイム労働者はあくまでも時給制です。フルタイム＝正社員ではありません。

つまりフルタイムパートの場合には、正社員ではないためボーナスの対象とならないこともあります。

では、フルタイムパートのデメリットを詳しく見ていきましょう。

• 休みが多い月は収入が減る
• ボーナスや退職金が出ない
• キャリアアップ、スキルアップが難しい

意外にもデメリットは少ないと思いませんか？

個人的には金銭面で特に不安がないのであれば、フルタイムパートという働き方を検討してみてもいいのかなと思います。

ただ、キャリアアップやスキルアップが難しいというのは、今後も看護師としてステップアップしたいと考えている人には厳しい条件になるのではないでしょうか。

フルタイムパートという働き方がおすすめの人

ここまで、フルタイムパートのメリット・デメリットについて紹介してきました。

それらを踏まえてフルタイムパートがおすすめな人は、

• 育児との両立をしたい人
• 子どもの休みに合わせて働き方を調整したい人
• プライベートな時間を充実させたい人
• 看護師としてのブランクがある人

フルタイムパートの場合、働く時間は正社員と同じ1日8時間、週40時間となりますが、残業や時間外出勤は基本的にありません。

残業や時間外出勤、時間外の研修などが負担というママ看護師は多いので、これらが無いだけでも育児と仕事を両立しやすくなると言えるでしょう。

正社員だと責任も重くなり、割り振られる仕事も多くなるため、急な休みをもらいにくいと感じているママ看護師も多いようです。

その点、フルタイムパートという働き方であれば、正社員よりも仕事内容や責任が軽く、周囲に迷惑をかけにくくなるとも言えます。

ただし、働く職場によっては正社員でもパートでも仕事内容や責任についての考え方は異なります。

パートなのに正社員と変わらない仕事量で給料だけ低いという場合もあるようなので、働き方を決める前にきちんと調べておく必要があります。

まとめ

いかがでしたか？

フルタイムパートの一番のメリットは残業や時間外出勤がなく、休みの融通が利くことではないでしょうか。

子持ち看護師の場合、子どもの急な体調不良や怪我などで仕事を調整しなければならないことは多くあります。

また、保育園や病児保育なども時間が決まっているため、残業や時間外出勤など時間の読めない仕事はものすごくプレッシャーになります。

一方、働く職場によっては正社員と同じ勤務時間で、内容の仕事。それなのにボーナスや退職金がなく、給料も低いという場合もあります。

まずは、仕事をする上で自分が何を優先したいのか考えてみましょう。

そして復帰する職場や新しく働く職場の情報はきちんと確認し、自分が納得できる形で働けるようにしましょう。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。