子持ちフルタイム看護師さん、毎日忙しいですよね?
私も産休・育休に入るまでは、同じように朝から晩まで働き、平日は子どもたちとの時間もあまり取れず・・・。
休みの日も平日の仕事の疲れから十分に遊んであげられず、申し訳ない気持ちになっていました。
「どうやったら子どもとの時間をしっかり持てるだろう」
「他のママ看護師はどうやって子どもとの時間を捻出しているのだろう」
そんな疑問について、3人の子持ちフルタイム看護師の私が実際にしている”子どもとの時間の作り方”を具体的に紹介していきたいと思います。
子持ちフルタイム看護師の「ここがきつい!」
子持ちフルタイム看護師をしていると、「常に時間に追われている」「自分時間が持てない」「ご飯を作る時間がない」など様々な”きついと感じる瞬間”があると思います。
子持ちフルタイム看護師の私が”きつい”と感じていること、それでもフルタイムを続けるメリット・デメリットは、こちらの別記事にて詳しく紹介しています。
子持ちフルタイム看護師のリアルなタイムスケジュール
きついながらもメリットの多いフルタイム勤務ですが、そのタイムスケジュールはなかなかに忙しいものです。
3人の子持ちフルタイム看護師の私が、実際にこなしているリアルなタイムスケジュールは、こちらの別記事にて詳しく紹介しています。
”子どもとの時間”は○○しながら作る!
ここからは、3人の子持ちフルタイム看護師の私が実際にしている”子どもとの時間の作り方”を具体的に紹介していきたいと思います。
特別な道具などは必要ありません。
日常生活の中のいつもの行動に少しプラスする、○○しながら”子どもとの時間”を作る方法なので簡単に取り入れることができますよ。
取り入れる時間は、主に3つ。
- お風呂の時間
- 寝る前の時間
- 休みの日
私はこの3つの時間を有効活用して、充実した”子どもとの時間”を確保しています。
では1つずつ具体的に紹介していきますね。
お風呂
お風呂の時間は、1日の中でも比較的ゆっくり子どもと向き合うことができる時間ではないでしょうか?
以前は、すぐに出たがってしまう子どもたちを入れるのに必死で、私自身がゆっくり入れないためお風呂の時間があまり好きではありませんでした。
でもこれから紹介する工夫を取り入れたことで、子どもたちもしっかりお風呂に入ってくれるようになりました。
【私が入浴中に実際にしていること】
- 今日1日の楽しかったことを聞く
- 保育園での出来事を朝から順番に聞く
- 誰と何をして遊んだのか聞く
- 保育園での給食やおやつのメニューについて聞く
- シャンプーで頭にシルエットを作る
- しりとりをする
- なぞなぞをする
- 一緒に数を数える
私の家では、”ぬるめにお湯を貯めて話をしている間は湯船に浸かる”というルールを作り、温まりながらコミュニケーションも取れるようにしています。
しりとりやなぞなぞ、数を数えることで、言葉や数字の練習にもなります。
また、たまにですがバスボムを入れて入浴することもあります。
バスボムの香りにも癒やされますし、子どもたちは中から出てくるフィギアで遊ぶことを楽しみに、いつも以上にゆっくりお風呂に入ってくれます。
どうですか?
これなら簡単にできそうではありませんか?
寝る前
次に寝る前の時間の工夫を紹介していきたいと思います。
寝る前に何冊か絵本の読み聞かせをしているというママ看護師も多いのではないでしょうか?
私も1人目が生まれてからしばらくは、ママは絵本を読んであげるものというイメージがあり、頑張って読み聞かせをしていました。
でも、絵本の読み聞かせって結構きついですよね。
私の場合、読んでいる大人の方が先に眠くなってしまい、なかなか寝てくれない子どもにイライラしてしまうことが多くなりました。
このままではよくないと、絵本の読み聞かせを止めてみました。
そして代わりに、布団に入って目を瞑りながらお話しをすることにしました。
すると、絵本の読み聞かせの時にはもっと読んでと逆に興奮していた子どもたちも、すんなり寝てくれるようになりました。
何よりも嬉しかったのは、お話しをする私の負担が減ったことです。
では、具体的にどんなことをしているのか紹介していきますね。
【私が入眠前に実際にしていること】
- お互いに1日の出来事を話す
- 子どもからリクエストされたお話し(童話や昔話など)をする
やっていることはすごく簡単なことなのですが、ルールがあることで寝るまでの流れを習慣化することができます。
一旦寝るまでの流れが身につくと、「お話しが終わったから寝よう」という声かけだけで、基本的には寝てくれるようになります。
そんな私の家のルールはこちら。
【ルール】
- 部屋は暗くする
- 布団に入り、目を瞑りながら話す
- お話しは1人1つまで
- トーンを落とし、小さい声で話す
- 眠くなったらいつでも寝てOK
1日の出来事はお風呂の時間にも聞くことがありますが、そんな日は寝る前に昔話にしてみたり。
昔話が思い浮かばない日は、オリジナルの物語や動物、恐竜などの話しをしてみたり。
子どものリクエストでパパの仕事について話しをしてみたり。
読み聞かせとは違うので、アレンジを効かせれば無限に話しは広がります。またママやパパの裁量で「今日は短めに」なんて調整もできます。
普段できない話もできてコミュニケーションも取れますし、読み聞かせよりはハードルが低く、我が家にはぴったりの方法でした。
もし、読み聞かせが辛いと思っているのであれば、こんな方法もあるのだと参考にしてもらえると嬉しいです。
休みの日
子持ちフルタイム看護師をしていると、仕事が休みの日も忙しいですよね?
平日できない掃除や洗濯、食事の作り置き、買い物などやることがたくさんあると思います。
もしかしたら仕事の日以上に忙しいというママ看護師もいるのではないでしょうか。
そんな休みの日に1日中子どもたちと遊んで過ごすわけには行きませんが、少しの工夫で”子どもとの時間”を作ることはできますよ。
【私が休みの日に実際にしていること】
- お昼ご飯をホットプレートで一緒に作る
- 米とぎや野菜の皮むき、材料を混ぜるなどのお手伝いをお願いする
- たまにお菓子作りを一緒にする
これだけ見ると大変そうに思うかもしれません。
しかし、子どもたちと自分のでかける支度をして外に行く方が、荷物も多く準備も大変になりますし、体力的にもきついと思います。
何より疲れて帰ってきてからのご飯の準備が憂鬱。
それに比べて家の中でできる、でも普段はゆっくり見てあげられないからやらせていないことを、一緒にするのは案外子どもたちも喜んでくれるものです。
特にホットプレートでのご飯は特別感があり、人気です。
メニューは簡単な焼きそばやお好み焼き、たこ焼き、チーズタッカルビなどですが、目の前で材料を入れるのを手伝ってもらい、調理します。
自分たちで作るためか、いつもよりもよく食べてくれます。
一緒に作りながら、野菜のことや料理のことなどを話し、男の子でも次は「こんな物を一緒に作りたい」とか「こうしてみたらおいしくなりそう」など、一緒に考えています。
料理をしながら普段はできない会話をたくさんすることができますし、食べ物や調理方法にも興味を持ってくれるようになりました。
さらに嬉しいのが、子どもたち自身が手伝って作ったご飯は、残さずに食べてくれることです。
料理をする大変さを感じてか、「ママ、いつもご飯作ってくれてありがとう」なんて嬉しい言葉も聞けてしまいますよ。
まとめ
いかがでしたか?
忙しくて時間のない子持ちフルタイム看護師でも、普段の生活をちょっと工夫することで”子どもとの時間”は作ることができます。
無理をして”特別な子どもとの時間”を作る必要はありません。
いつもより少し子どもに意識を向けて、話しをするだけでいいのです。
どこかにでかけたり、特別な体験をさせてあげることだけが”子どもとの時間の作り方”ではありません。
日常の中にも子どもにとっては特別で、かけがえのない時間はたくさんあるのです。
これらのことを忘れずに子どもと過ごすことで、十分に”子どもとの時間”は作ることができているのです。
忙しいとできないことにばかり目が行ってしまいますが、まずは子どもと一緒に日常生活を十分に楽しむことから始めてみましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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