「仕事に行きたくないなー」と思うことはありませんか?
私も働き始めてすぐの頃はそう思っていました。
何年か働き、違う職場へ転職したらまた「仕事にいきたくないなー」と思うようになりました。
この職場に慣れてきた頃、妊娠。産休・育休をもらって復帰したときも、やっぱり「仕事行きたくないなー」と思いました。
誰でも1度は、いや、定期的に「仕事行きたくない」という気持ちになるものですよね。
特に看護師は精神的にも肉体的にもしんどい仕事。
行きたくないと思う日があってもおかしくありません。
でも「行きたくない」とばかりも言っていられませんよね。
こんなとき、あなたはどんな方法で「仕事に行きたくない」気持ちから抜け出しますか?
抜け出す方法として、私がやっていることは、
- まずは行きたくない理由を考え、頑張って行けたときのご褒美を準備する。
- ご褒美があれば頑張れるなら、もう少し今の仕事を頑張ってみる。
- ご褒美があっても頑張れないなら、一旦休む。
- どうしてもダメなら、異動や転職を考える。
こんな風に考えてみると、少し気持ちが楽になりますよ。
この記事では、ママナースが仕事に行きたくないと思う理由や行きたくない度合いチェック、仕事に行きたくない気持ちから抜け出すための具体的な方法について紹介していきます。
今、仕事に行きたくないと悩んでいるなら、最後まで読んでみてくださいね。
仕事に行きたくないと思う理由
仕事に行きたくない理由はさまざまあると思います。
ここでは、ママナースが仕事に行きたくないと思ってしまう理由を紹介していきます。
あなたはいくつ当てはまりますか?
人間関係
子どもを育てながら仕事をすることは、思った以上に大変ですよね。
子どもは急に体調を崩しますし、急な怪我などもあります。
職場の電話が鳴る度に、保育園からの呼び出しではないかといつもビクビクしてしまいます。
また、子どもが小さいうちは夜勤をしないママナースも多いのではないでしょうか。
このように独身のときのように、フルタイム・夜勤あり・残業もできるなんて働き方ができなくなってしまいます。(私は独身時代もバリバリ働くというよりは、夜勤も残業もしたくありませんでしたが…)
今までのように働けないことをママナース自身も負い目に感じている場合もありますし、周りのスタッフからも嫌味を言われる場合もあります。
こんな状態では「仕事に行きたくない」と思ってしまっても、仕方ないですよね。
仕事量
病院の規模や診療科にもよりますが、正社員だと患者の部屋持ち、患者分の記録、係の仕事、委員会の仕事、会議、勉強会、その他諸々の雑務などがあります。
看護師は常に多重業務ですよね。
緊急の入院や急変が多くあれば、瞬く間に1日の流れが崩れてしまいます。
やってもやっても終わらない。
でも、お迎えの時間は迫ってくる。
結局家にも仕事を持ち帰らないと終わらない状態になってしまうのです。
ママナースの場合、家に帰ってからはママとしても仕事もこなさなければなりません。
ここにプラスして残った仕事もしないといけないとなると、やっぱり厳しいですよね。
「仕事に行きたくない」となってしまう気持ちもわかります。
仕事量が多くないはずなのに、仕事が終わらないと言う人はこちら↓を参考にしてみてくださいね。
ワークライフバランスが取りづらい
看護師の仕事はシフト制。夜勤あり。働く場所によっては土日祝日関係なし。常に人員不足。サービス残業は当たり前。
これでは仕事と生活のバランスが取れた状態とは言えませんよね。
先にもお話ししたように、看護師の仕事量が多く、看護業務以外にも多くの仕事を抱えています。
パートや派遣なら免除される仕事も、正社員として働いているからやらなければいけないということもたくさんあります。
ママナースの場合、要領がいいと仕事を多く任されてしまうということもあります。(ママナースは仕事の他にも、家事、育児を日々こなしているためマルチタスクなのです)
結果、休日も家で委員会の資料や勉強会の資料を作るなどの仕事をすることになってしまうのです。
「仕事に行きたくない!」度チェック
あなたは行きたくない理由、いくつ当てはまりましたか?
多く当てはまらなくても、「行きたくない」度合いによっては、重症な可能性もあります。
ここで自分は今どの段階か、状態をチェックしてみましょう!
初期・中期
- 理由もないのに気分が憂鬱
- 仕事に行く前の行動がなかなか起こせない
- なんだかモチベーションが上がらない
- 情緒不安定
末期
- 仕事に行こうとすると身体症状が出る(頭痛、腹痛、下痢など)
- 仕事の時間が近づいてくると激しい焦燥感を感じる
- 自分の不甲斐なさや責任感、自尊心が傷つき、心が痛む
- 自分が休んだことで他人にかかる迷惑を気にして落ち着かない
終末期
- 罪悪感がなくなる
- 人の目が気にならなくなる
- 1日パジャマで過ごしてしまう
- そもそも仕事に行く気すら起こらない
初期・中期であれば、まだ自分の力で抜け出すことが可能です。
当てはまる人はこれから紹介する方法をぜひ試してみてくださいね。
3ステップで「行きたくない」から抜け出そう
「仕事に行きたくない」気持ちから抜け出すためには、まず、その気持ちと向き合う必要があります。
モヤモヤしたまま仕事を続けるのは効率的ではありませんし、ミスにもつながってしまいます。
先ほどのチェックで初期・中期に当てはまった人は、これから紹介する3つのステップで自分の気持ちを整理してみましょう!
1.行きたくない理由を紙に書き出す
なぜ行きたくないのか、具体的に紙に書き出してみましょう。
思いつくまま、箇条書きで書き出します。
書き出すことで頭の中が整理され、現状としっかり向き合うことにつながります。
2.解決方法を考える
行きたくない理由を書き出したら、それぞれの解決方法を考えていきます。
例えば、行きたくない理由として”子どものことで嫌味を行ってくる人がいる”場合には、解決方法として”嫌味を言われたら、「いつも迷惑をかけてすみません。至らない点はご指導ください。」とはっきり伝えてみる”というような感じで考えてみてください。
また自分のモチベーションの問題なら”3日出勤できたらコンビニスイーツを1つ買う”などの解決方法でもいいと思います。
まずは自分で解決できないか、考えてみましょう。
ここで解決方法が見つからず、「原因となっている人とは一緒に働きたくない」や「病院を辞めたい・看護師を辞めたい」と思うようなら次のステップへ進みましょう。
3.異動・転職を検討する
原因となっている人や職場、仕事などから離れることで行きたくないという気持ちが解決するなら、異動や転職を考えてもいいと思います。
辛い状況で無理に頑張る必要はありません。
一旦看護師を離れるという決断も、時には必要です。
看護師は資格さえあれば、またいつでも働くことができます。
また病院以外で働くという選択肢もあります。
チェックで末期・終末期に当てはまった人は、3つのステップを行っても「仕事に行きたくない」から抜け出すのは難しいでしょう。
心療内科や精神科のカウンセリングを受けたり、しっかり休んだりすることが必要です。
まずはしっかり自分の心と体を労ってあげてくださいね。
まとめ
いかがでしたか?
「仕事に行きたくない」にも色々な段階があり、さまざまな解決方法がありましたね。
ママナースは常にマルチタスク。
そのため職場でも家でも無理をしがちになってしまいます。
でも、ママが倒れてしまっては家庭は回らなくなってしまいます。
ママナースが心も体も健康に働けるように、「仕事に行きたくない」という気持ちに気づいたら、不調のサインかもと気にかけて解決方法を試してみてください。
ダメなら少し休んでください。
辛い思いをしているママナースの役に立てれば、幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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